合成皮革と人工皮革の違い

「合成皮革」と「人工皮革」はどう違うの?

当社のランドセルをご検討いただいているお客様からよく「合成皮革と人工皮革って何が違うの?」と聞かれることがあります。そこで今日は何となく理解してるけど、詳しくはよくわからない「合成皮革」と「人工皮革」についてご説明します。

どっちが「合成皮革」でどっちが「人工皮革」かわかりますか?

この写真は「合成皮革」と「人工皮革」を比べられるように撮影した写真です。見ていただけるとわかる通り表面ではどちらも同じように見えます。

この写真からもわかる通り「合成皮革」と「人工皮革」の表面に大きな違いはありません。両方ともポリウレタン100%でできており型押しの仕方や工程も同じように生産されています。

じゃあ「合成皮革」と「人工皮革」の違いは?

「合成皮革」と「人工皮革」の大きな違いは【裏基布】にあります。裏基布とは生地の裏面になります。「合成皮革」も「人工皮革」も同様に裏基布の上から表面の素材となるポリウレタンを貼り付け革のような風合いの出る型押しをしています。貼り付けられる裏基布が織物や編物などが使われるものが「合成皮革」。ナイロンやポリエステル繊維を立体的に組み合わせた不織布を使用しているのが「人工皮革」になります。

合成皮革とは?

合成皮革とは裏基布に不織布以外の編物や織物(いわゆる布地)をベースにして、その上からポリウレタン樹脂を厚く塗ったり貼り合わせたりしたものです。フィット感やグリップ力が優れるメリットがあります。裏基布の素材によっては手で破くこともでき安価で大量生産向けの素材です。

人工皮革とは?

人工皮革とは裏基布に超極細状のナイロンやポリエステル繊維を立体的に組み合わせ、ポリウレタン樹脂をしみこませて形成した不織布を使用しその上からポリウレタン樹脂をコーティングしたものです。耐久性が高く風合いも天然皮革に引けを取らない皮革です。

当社のランドセルには「人工皮革」を使用しています。

当社のamantランドセルシリーズでは前述した耐久性が高く天然皮革の風合いに近い「人工皮革」を使用して生産しています。

6年間という長い期間、お子様と共に過ごすランドセルだからこそ耐久性に優れお手入れのかんたんな「人工皮革」製ランドセルをご用意しております。